3月4日 play da' 魂

昨年2016年の10月19日誕生日の翌日、思いもかけないプレゼントが舞い込む。
ポールさんからのメールである。
来年の3月4日空けといてねー。play da' 魂 vol10に出ろと!
ううううウェーーーーーーーー〜ーーーーーーーーーーい!
0.5秒で即答!何があろうと空けて待っています!!!!と!
それからというもの、3月4日はポールさんとプレイするのだ!と、心躍りながら毎日をこなし、それなりにこなし、何とかこなしてきた。
ポールさんとは、バンヘーサンのけんたろうの誘で、1回だけセッションをさせてもらった思い出がある。2015年の3月である。ヴォーカル、ポールさん、マツさん、ディオケン、ベース、カイさん、ギター、けんたろう、ドラム、僕である。キャットフェスなるイベントだった。
リハーサルは1回、本番はぶっつけ!とても緊張感のある良いステージだったと記憶してる。僕はね。。。仕事もあり、その時の打ち上げには出られなかったのだが、とてもいい思い出となった。・・・何せポールさんのモアが聴けたからね。しかも演奏しながら後ろでね。最高でした。
で、でだ、今回の話に戻ると、11月くらいからアナウンスが少しづつ出てきて、何が驚いたって!ぐえ!全員メジャーじゃないっすか!僕以外メジャーじゃないっすか?!しかも僕がガキの頃、客席から見ていた人たちじゃないすか!ねーねーポールさん僕への認識がもしかしたら間違ってて僕はどっかのプロドラマーでって思ってて、えー「ごめーん間違えちゃった」って言われたら言われたでガーンだな!と思い、とにかく出る姿勢を強く持ちながら僕でいいんだよなーいんだよなー?と不安な日々を過ごしました。
とはいえ、12月になっても僕の名前は消えずに、これは僕は出るのだなと確信に変わった直後、年が明けて、セッション担当表が来たのである。曲順やセッションを組む面子が書いてあるのだが、それを見て、僕はまたも馬場ばりの空手チョップを食らうのである。
リズムパートナーは、狂犬ユキ親方であった。僕は面識もない。客席から見たことがあるだけ。いい噂(優しい人ではないという意味)は聞いたことがない。その日から笑うことが少なくなったかも(笑)曲ももらい、その日から少しづつ聴いて、コピコピ。
何せ、ポールさん、マツさん。以外は知らない方々で、ほぼ全員がパイセンである。
フェイスブックで出演者を探しては、初めましての挨拶と、本番よろしくお願いします。と皆様に挨拶をして、(もちろんポールさんに一言入れてからね)皆様さまがたの現在の様子を垣間見たりなんかしたり、今までの経歴を見させてもらったり、うーーーんますます、ポールさん僕を誰かと間違えたな!と笑。でもこれもチャンス!と、前向きに取り組んでいきました。時は流れて3月1日がリハーサル。目黒に着いた頃、雨が降ってきて、なんかやだなーと思いながら、ステーションへ。当日は昼くらいからリハーサルが行われてたので、内部は温まっている印象。階段を降りるなり、ドアの前でベースを弾いている親方が!すかさず、今日叩かせてもらうオオタデス。 お!よろしくな。今日はあれですかサラッと合わせてそのあと・・・ 親方かぶりながら、say 完コピな!面倒くせーか? いえ、了解です。この会話のみで、リハーサルに突入である。皆さん流石なプレイ、全くストレスなく僕は僕で気持ち良くリハーサルさせてもらいました。リハ終了後、ありがとうございました!親方、オメー食いもタメもバラバラだから俺が合わせてやった!本番までにちゃんとやってこいよ!なんて優しいんだ!涙腺もほろりである。その日から結構フワフワで、4日の当日まで相当膝をスティックでひっぱたいたのかものすごい腫れてしまって、気づいたのは5日ですけど・・・。んで、ライブ当日。1515にライブステーション入り。僕らは一番最後の入りなのでもう皆さんいらっしゃる状態。端から挨拶して周り、気づいたらリハ突入。軽めの合わせで、体も温まり、心も弾んでさー本番。本番までは皆さんとお話しさせてもらったり、細かいとこ打ち合わせたり。でもウキウキが止まらない!
10分押しでスタート。1曲目のWe Will Rock You で運命のスネアが破けろ!しかも一発目おドンドンタン!タンがペシ!ってなった。でもでもでもでも、素晴らしいメンバーに恵まれていたので、交換その他も手際よく済み、なんとか4曲演奏し、終了。僕にとっては素晴らしい夜だった。そのあともステージ袖から見せてもらったり、歓談したり、バックステージは、居酒屋状態だったのでとても楽しかった。もちろんステージはみんな最高!打ち上げも朝まで!皆さんとお話しできて、幸せな1日ですた!


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